炎星神龍マルス・ドラグーン

公式HPの「すごいカード特集」・Vジャンプ・ケロケロAと次弾『星座編 第三弾:月の咆哮』の先行公開が盛んです。
何から取り上げようか迷うところですが、とりあえず気になったカードからいきましょう。



“炎星神龍マルス・ドラグーン”


スピリット
コスト6(軽減:赤3)/赤/神星・星竜<1>Lv1 5000 <3>Lv2 7000 <5>Lv3 10000
【転召:星魂/ボイド】
召喚コスト支払い後、系統:「星魂」を持つ自分のスピリット1体の上のコアすべてをボイドに置かなければならない。
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
シンボル1つを持つ相手のスピリット2体を破壊する。
【合体時】Lv2・Lv3『このスピリットの合体アタック時』
シンボル2つを持つ相手のスピリット1体を破壊する。
シンボル:赤赤



こんなパターンの【転召】が出てこようとは!?
今まではコストを対象にしていた【転召】が、系統を指定するものに!!


対象となる系統を持つスピリットがフィールドに無いと召喚できないのが【転召】のリスク。
その意味では「系統」で縛られるよりも、「3コスト以上」等のコストで縛られるほうがデッキを組む分には【転召】スピリットを入れやすいようにも感じます。
「系統」で縛られている以上、意識してその「系統」をデッキに組み込まないといけません。


しかし好材料と言いますか“炎星神龍マルス・ドラグーン”にとって救いなのはその対象がメジャーな「系統:星魂」であった事。
『召喚時効果』の大役を終えた“ダンデラビット”や“獅龍皇子レオグルス”“星海獣シー・サーペンダー”からアッサリ出てきます。
いやいや低コストを考えれば“イグア・バギー”もアリ。
普通に赤主体のデッキで考えても“ヤシウム”“アクゥイラム”“獅龍皇子レオグルス”そして忘れちゃいけない“砲凰竜フェニック・キャノン”と普通にデッキになりそうです。


主流の「系統」ゆえに比較的ローリスクですね。
更に“ダンデラビット”や“ゴクラクチョー”のようなコアブースト系の「星魂」からなら更なるローリスクです。


コスト・軽減・も合格点。
自身の系統も「神星・星竜」と優秀。


BP値も悪くは無いですね。
まぁ、欲張ればLV3のBP10000は最近の傾向からは物足り無くも思えますが、それを補って余りある効果を持ってますから・・・・・



Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
シンボル1つを持つ相手のスピリット2体を破壊する。


合体スピリット等の制限がありません。
よって合体前のスピリットはもちろん、シンボル無しブレイヴと合体しているスピリットも対象に取れます。
しかも2体同時破壊です。


コレは強い・・・・・


具体的に言えば「北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン+騎士王蛇ペンドラゴン」「北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン+砲凰竜フェニック・キャノン」で追い込まれた状況でも、一瞬で相手はブレイヴのみになります。
BPとか関係ないですからね。“天地神龍ガイ・アスラ”でも“機神獣インフェニット・ヴォルス”でも、シンボルが1つで【装甲】等が無ければ死亡。
【装甲】の話で続けると、赤属性の効果ですから【装甲】付加の主流である“侵されざる聖域”をもすり抜けちゃってます。



更には【合体時効果】



【合体時】Lv2・Lv3『このスピリットの合体アタック時』
シンボル2つを持つ相手のスピリット1体を破壊する。


密かに『召喚時効果』は相手が2つのシンボルの合体スピリットばかりだと1体も破壊できなかったのですが、それも『合体アタック時』に潰せます。
こちらもブレイヴを残すことは可能ですが、それでも強いです。



実戦を考えた時に召喚のタイミングを狙ってしまいそうですが、除去能力に加えてダブルシンボルですから、狙い過ぎずに出せるタイミングに出してダブルシンボル・トリプルシンボルでアタックするだけでも強いです。



このように除去能力が高いダブルシンボルでアタックされる脅威・・・・・
かつて“超神星龍ジークヴルム・ノヴァ”が出てすぐの環境が、完全にノヴァに支配された事を思い出します。



“炎星神龍マルス・ドラグーン”が“牙皇ケルベロード”と合体し、トリプルシンボルによる2回アタックを繰り出す姿が目に浮かびます。



オーバーキルと言う気もしますが・・・・・・・(苦笑)



『月の咆哮』環境がどうなるのか楽しみですね。



と言いながら今密かに思っている事があります。



“ヴィクトリー・ホワイト・ドラゴン”を3枚ゲットしておいて良かった・・・・・・
【重装甲】までは必要なくとも【装甲:赤】って何気に少ないからね。