ルナティックシール

今日からウチの息子の小学校は5日間の『秋休み』です。

なんでも民○党さんの案らしいんですが、簡単に言うと『夏休み』を少し短くし、その分11月に祝日を利用した連休を作ると。

それによって秋の行楽シーズンを家族で楽しめるとか?


正直大迷惑してますわ〜〜


小学校だけ休みになっても、その他の機関は全部普通に平日ですからね〜


私ら大人は仕事がありますし、幼稚園もあります。
言うまでも無く中学校も高校も普通にありますからね。


すべてが同じように『秋休み』を導入すれば少しは意味も出てくるのでしょうけどね。
でもそこまでできるかは別の問題も発生しそうです。


さて「同じように休む」と言えば・・・・・今バトルスピリッツを楽しんでおられる方で情報通な方は“ルナティックシール”と言うカードをご存知でしょう。

ゲームジャパン12月号に先行公開された新ブースター『八星龍降臨』のカードらしいです。

私はその雑誌を入手していませんので、このカードを記事にするかは迷いに迷ったのですが、Wikiやバトスピファンのブログで散々目に付く現状ですので取り上げることにしました。


“ルナティックシール”
マジック
コスト5(軽減3) 白
トラッシュにあるこのマジックカードは、一切の効果を受けない。
メイン:
『自分のエンドステップ』を3回行うまで、お互い、アタックステップは行えず、デッキは破棄されず、ボイド/リザーブからライフにコアを置けない。
この効果発揮後、自分はボイドからコア3個をデッキの横に置き、『自分のエンドステップ』に1個ずつボイドに置く。
このコアは、この効果以外に使用することができない。
フラッシュ:
このターンの間、スピリット1体をBP+3000する。


このテキストをウチの息子らに読んだところ、サッパリ意味が理解できませんでした。
小学生ではコレがどういう効果でコレによって何がどうなるのか、その悪さと実態が掴み難いかもしれませんね。


まずは白のマジックカードなので「防御カード」として考えますと、絶体絶命の危機に役立ちます。


相手のフィールドに合体スピリット等強いのが出てきた。
なのに自分の手札もフィールドも攻撃も守備もできる状態ではない。
次のターンにアタックされたら負ける!!

こんな時に“ルナティックシール”は2ターンの時間稼ぎをしてくれます。
自分のアタックステップも行えませんが、メインステップでスピリットを召喚するなり相手のスピリットを除去するなりで、防御の布陣や反撃体制を整えれるかもしれません。

実戦でも「あと1ターンもてば・・・・」と感じる敗戦を経験したことは誰でもあるでしょう。
“ルナティックシール”で大逆転!! 何てことも出てくるかもしれませんね。

また単純に時間が稼げると言うことは「速攻デッキ」にとっては防御壁を作る時間を与えてしまうので絶望的でもありますね。

なかなか優秀な「防御カード」です。


次に「補助カード」、具体的に言うと大物を召喚するのが楽になりますね。


ウチの次男 7010@elements がよくやる失敗なんですが、高コストのXレアを深く考えずに召喚し、結果として“サイレントウォール”を打つためのコアが無くなる。そしてそのままフルアタックされて負ける。

“ルナティックシール”ではお互いにアタックステップが無いため、守る必要が無いわけですから少々強引な召喚をしても大丈夫です。
た・・だ・・し・・・勢いで召喚しまくって相手の“魔界七将デスペラード”や“極帝龍騎ジーク・クリムゾン”で全滅なんて事の無いようお気をつけください。
メインステップ中のスピリットの破壊は可能ですから。


最後に「滅茶苦茶極悪なコンボパーツ」になるかもしれません。


ただしコレはルール確認が必要です。まだ発売前ですので確認できませんので詳細は後日に。
一昨日記事にした“ハンドタイフーン”とのコンボなのですが、テキストの意味では“ハンドタイフーン”は「手札破棄」の後「4枚ドロー」であって“ルナティックシール”ができないとする「デッキ破棄」では無い。
すなわち“ルナティックシール”発動中に“ハンドタイフーン”をループしたら100%デッキ破壊で勝ててしまうわけです。

と言っても“大天使ミカファール”のいない今ですから少々コンボパーツは多めです。


“大天使ヴァリエル”“マジックブック”“ハンドタイフーン”“ルナティックシール”“タイムリープ”×2
そして莫大な数のコア!

莫大な数のコアについては黄シンボルを5体並べ“ペンタン”や“天使アルケー”でマジックに軽減を与えれば・・・・


さて・・・現時点の高速環境でココまでのコンボが可能かは試してみないとわかりませんが“ルナティックシール”自体が高速環境を止めるカードですのでもしかしたら間に合ってしまうかもしれません。


ただ個人的な考えですが、私は上のような極悪コンボは嫌いです。
私は基本的に「相手に何もさせずに完膚なきまで叩き潰す」デッキは組めない体質ですので。

最近、任天堂DSのバトスピで『ミカタイタス』で遊んでますが、まずは“大天使ミカファール”を引くためのドローを繰り返し、召喚した後はメインステップ中に延々と各種マジックを使い続けて最終的にデッキアウト勝ち。
一言で言うと『作業』をするだけのデッキです。

繰り返しますがあくまで個人的な考えで言わせてもらうと“ハンドタイフーン”+“ルナティックシール”も“大天使ミカファール”と同じ匂いがします。


ただこの“ルナティックシール”と言うマジックはいろんな可能性を秘めていると感じています。
先にも述べましたが単純に時間が稼げると言うことは「速攻デッキ」には致命傷。
高速環境に移行したため減り気味の“超神星龍ジークヴルム・ノヴァ”や“魔界七将デスペラード”“機動要塞キャッスル・ゴレム”の復権も考えられます。
もちろん“幻羅星龍ガイ・アスラ”もね。


“ルナティックシール”は使用者の個性によっていろんな使い方が可能なカードであると考えられますね。