2デッキ制を考えてみます

今日はデュエルマスターズの決勝大会でのルールである2デッキ制を考えてみます。


これはルールでありますので、2つのデッキが用意できなければ決勝大会に参加することすらできません。
最終予選から参加されます方も、当日は2つのデッキを用意して参加されるほうが良いと思われます。


また最初に今回のルールは公式の2デッキ制と異なる独自なものである事をご了承ください。


とりあえずバトルのシステムをおさらいしましょう。


デッキ(40枚)を2セット用意します。2つのデッキをAデッキ・Bデッキと呼びます。
1戦目で片方のデッキを使用します。AでもBでも好きな方を使ってください。ココではAを使用したとします。
2戦目は両者とも1戦目で使用しなかったデッキを使用します。ココではBを使用することになります。
この時点で1勝1敗の場合は3戦目を行います。
3戦目はお互いAでもBでも好きな方を使って対戦します。
そして2勝した方を勝者とします。


おわかりいただけましたか?
次にデッキ構築についての決め事もおさらいいたします。


2つのデッキのカードの重複は8枚以下としますので、両デッキは32枚は完全に違うカードで構成してください。
サイキック・クリーチャーの使用は片方のデッキのみとします。


2つのデッキを見比べた時に、32枚は重複していてはいけません。
重複は8枚までです。


(注意:重複カードも両方のデッキに必要枚数は用意してください。カードの使いまわしは認められません。)


参加者の皆様には負担をおかけしますが、デッキに不備(重複率違反等)が無いか事前にチェックいたします。
そのために2デッキのデッキシートを記入していただきます。
(よって1時までに会場入りしていただきます。)



以上がシステムのおさらいですが、おわかりいただけましたか?
もしわからなければ、コメント欄に質問をお願いいたします。



さて・・・・・では、私ならどうデッキを組むか?


まず当たり前ですがデッキタイプを考えます。
そして本命デッキを1個作ります。
そこから本命デッキと重複率の少ないデッキタイプで、なおかつ本命デッキの天敵デッキと相性の良いデッキを考えます。


理由は重複率が高いとそもそもデッキが組めませんし、そして2勝すれば勝ち上がりなのですから3戦目に相手が使うデッキを倒せるデッキを用意するのも作戦かと思います。


また、まったくタイプの違う本命デッキを2つ用意できればそれもアリでしょう。


個人的に同じ天敵を持つデッキを2タイプ用意するのだけは愚作かと考えます。
そのデッキが出てきたら2敗濃厚ですから。


2デッキ制は、言わば『心理戦』です。


1本目に出てきたデッキで2本目をどう読むか?
そして3本目に相手の選択するデッキをどちらと読むか?


まぁ『ジャンケン』のようなモノですね。(あれも心理戦ですし。)




さて・・・・それともう1点。


今回は特別ルールですので、カードの重複が8枚まで許されています。


その重複しても良い8枚に何を選ぶか?


案外この8枚は明暗を分けるかもしれません。



最後に【バトルスピリッツ】で2010年度のチャンピオンになった“めがねのぼっちゃん@elements君”は、最終予選での決勝進出を狙う立場でありましたが、大会の10日前から「サイドボード」を考えていたと言っておりました。

今回の彼の勝因の一つだと感じています。



2デッキ制の戦い方をよく考えて決勝大会に臨んでいただきたく思います。

勝利はその先にあるはずです。