はまかぜCS6月大会 バトスピ最下位デッキ

デッキ公開番外編。
たまにはこういうのも良いでしょう。


失敗作!
反面教師!


前回の『はまかぜカードバトルチャンピオンシップ 6月大会』の最下位のデッキです。



バトルスピリッツ


【最下位】 unknown(名前を晒すのは可愛そうなのでお許しを)


【デッキ名】 木星北斗ゼクスト (GNMS-XCVII アルヴァアロン のナレノハテ)


枚数 : カード名
3 : メイパロット
3 : ダンデラビット
3 : ゴクラクチョー
3 : 木星神龍ノブナガード・ゼウシス
3 : 北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン
2 : 木星魔龍ノブナガード・ゼクス
3 : 巨蟹武神キャンサード


3 : セントロドリラー
2 : アンフィスバエナー
3 : 牙皇ケルベロード
3 : バルカン・アームズ


2 : 剣の誕生地
2 : 侵されざる聖域


3 : トライアングルトラップ
2 : サジッタフレイム



参考までに原型を下記に



【デッキ名】 GNMS-XCVII アルヴァアロン


枚数 : カード名
2 : メイパロット
3 : ダンデラビット
3 : ミツジャラシ
3 : ゴクラクチョー
3 : 木星神龍ノブナガード・ゼウシス
3 : 北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン
3 : 巨蟹武神キャンサード


2 : セントロドリラー
2 : ビーム・ビートル
2 : 武槍鳥スピニード・ハヤト
2 : 牙皇ケルベロード


1 : 侵されざる聖域


1 : ストームドロー
3 : バインディングソーン
3 : トライアングルトラップ
2 : ラピッドウィンド
2 : サジッタフレイム



3月に大阪CSが開催されていたならば下のデッキで参戦していたはずでした。
それが『月の咆哮』が発売され、調整していく内に上のデッキに変わっていきました。


なお、使用者及びデッキ作成者は私の息子です。
「調整に失敗するとはどういう事なのか」と言う具体例を与えてくれたと言う・・・・
息子の恥を公にするのも親としてはどうかとも思うのですが、逆境が飛躍に繋がることを期待して記事にいたします。



さて、ある程度失敗していった経緯がわかります。入れ替えていった理由を考えます。



まず麻薬と化してしまったのが“木星魔龍ノブナガード・ゼクスト”の破壊力。
ショップバトルでも一度だけ“剣の誕生地”から“木星魔龍ノブナガード・ゼクスト”、更に効果で“牙皇ケルベロード”と“北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン”、更に効果で“アンフィスバエナー”そして効果で3ドロー!!なんてのを決めてしまったので、当初1枚挿しだった“木星魔龍ノブナガード・ゼクスト”が2枚挿しになりました。


またドロー力の無い緑に“剣の誕生地(LV2)”は貴重なドローに繋がる事を魅力に感じたため、2枚入りました。
そして決め所を“ミストカーテン”や“トライアングルトラップ”で止められる事が何度もあったため“侵されざる聖域”が2枚になりました。


と言う事で、デッキの速度が落ちました。
“剣の誕生地”は美味しく動くこともあるのですが、配置に1ターン浪費します。
“侵されざる聖域”の配置にいたっても同じです。
そもそも大型スピリットが多いので、基本的にネクサス配置のターンはそれ以外に何もできません。
木星魔龍ノブナガード・ゼクスト”も【転召】で出すならスピリット1体とコア1個を失います。これは1ターン浪費に等しい。


すなわち破壊力の代償として速度低下に繋がり、相手に先に動かれてしまう事も増えてきてしまいました。
この辺は「運」の要素も多いので気がつきにくかったと言うのも今回の最下位に繋がっております。
負けた時に「運悪く相手に先にブン回られた」「あと1ターンあれば勝てたのに」と考えてしまったのかもしれません。



また、自分のブン回りを妨げるものを排除するカードを選択し続けました。
過去に“未完成の古代戦艦:船尾(LV2)”に完封されたので“サジッタフレイム”と“セントロドリラー”を採用。
“ルナティックシール”からロックされた事から“アンフィスバエナー”を採用。
先に述べた“侵されざる聖域”もほぼ同じ理由ですね。



まぁ攻撃的になる事は悪いことばかりではありません。
実際前回が悪すぎただけで、前々回もその前も、ほぼ同じデッキで4勝1敗、3勝2敗ぐらいで回っていましたしね。


しかしながら攻撃的にするあまり、いつのまにか守備が疎かになりすぎ。
フラッシュで動けるカードが“サジッタフレイム”と“トライアングルトラップ”と“ゴクラクチョー”だけになりました。
しかも低コスト枠が少ないので“ゴクラクチョー”は普通に召喚することも多く、いくらコアブーストが得意な緑でもこう大型スピリットばかりだと“サジッタフレイム”を撃つコアも不足気味になります。


残念ですが守備面のバランスを欠きすぎました。
確かにブン回った時は爽快ですが、安定性に問題がありすぎです。


“バルカン・アームズ”でなんとか安定性を保ちたかったのでしょうがね。
しかしながらもコスト6以上の大型スピリットが11枚で内2枚が【転召】持ち。
緑軽減の無いブレイヴが8枚。更にネクサスも緑軽減無し。
これではいくら“バルカン・アームズ”が強くても・・・・・


結論として相手の“凶龍爆神ガンディノス”に先に暴れられるデッキ。
相手に“ウィッグバインド”を撃たれてしまうデッキ。
相手の「木星北斗」に先にブン回られるデッキです。



さて現在はフラッシュで動けるカードを4枚ほど追加し、過剰であった部分を削りました。
今後このデッキで逆襲するのか、それとも他のタイプを使用するのかは不明ですが、先日の記事のコメントにも「負けたときに気付く事の方が多い」との言葉を戴きましたので、敗戦を教訓にしてくれたらと思います。