三札之術

http://www.coremasters.cc/event/2011/CRWExtremeShield/


さぁ・・・毎度毎度の事ですが、月初めはネタに困ります。
とりあえず、私自身も購入予約を済ませた構築済みデッキ『ハイランカーデッキ 究極のダブルノヴァ』から考えてみますか。


と言っても見たまんまの評価しかできん1枚だなぁ・・・・



“三札之術”


マジック
コスト5(軽減:赤3)/赤
【バースト:自分のライフ減少後】
BP4000以下の相手のスピリット1体を破壊する。その後、コストを支払うことで、このカードのメイン効果を発揮する。
メイン:
自分はデッキから2枚ドローする。その後、自分のデッキを上から1枚オープンし、そのカードが赤のスピリットカードのとき手札に加える。他のカードのときは、自分のデッキの上に戻す。



ストレートに「強いカード」ですね。


バースト版の“エクストラドロー”です。
“エクストラドロー”は構築済みデッキ『紅蓮の稲妻〜BLAZING THUNDER〜』に収録された優秀なマジックにして、その後『ハイランカーデッキ ジーク進化レボリューション』にて再録された逸品です。
古いプレイヤーは『紅蓮の稲妻』環境で、オープンしたカードが「赤のスピリット」であった時に歓喜の声をあげた事を覚えておいででしょう。


当時を振り返れば“エクストラドロー”と“ヴィクトリーファイア”をフル活用した、赤速攻「赤スライ」が一世を風靡いたしました。
あれから時は流れ「ブレイヴ環境」に移り、そして今の「バースト環境」です。
防御策は多いので、そのまんま「赤速攻」の時代が来るとは言い切れませんが、十分その予感も感じています。


さてその“三札之術”に話を戻しますが、その“エクストラドロー”と全く同じ効果を「メイン効果」に持ち、コストも軽減も同じである事から、単純に“エクストラドロー”が4〜6枚デッキに入れる事が可能となりました。
軽減を活かせば、たった2コアで「3枚ドロー」のチャンスがあると言うのは恐ろしく強い効果です。
正直な印象で、これで「ドローの紫」から「ドローの赤」に移行してしまったようにも感じます。


メインステップに普通に“エクストラドロー”として“三札之術”を使っても強いです。
更に相手依存になりますが「バーストセット」して、自分のライフと引き換えに「3枚ドロー」が決まればなお強い。
当たり前ですよね。ライフが削られた事によりリザーブにコアが1個増え、手札が3枚増える。更に相手のスピリットを1体除去ですから。


「バースト効果」は“フレイムダンス”に過ぎないのですが、それでも十分です。速攻デッキとして使用したなら十分すぎるカウンターです。


幸か不幸か【バトスピ覇王(ヒーロー)チャンピオンシップ】の直前に、このような速攻向きのカードが出てしまいました。
チャンピオンシップの試合形式である「ガンスリンガー」は、当然のように「速攻デッキ」を使用する方が増えます。


このカードは流行りそうですね。


『ハイランカーデッキ 究極のダブルノヴァ』への収録は2枚ですか・・・・・
2個買い・3個買いの衝動と戦う事になりそうです。


ただ・・・・6枚(9枚)の“ボルガメス”にイラっときそう・・・・・(苦笑)