はまかぜCS2月大会 バトスピ優勝デッキ

さて、今日からは「はまかぜCS」の【バトルスピリッツ】の上位入賞者デッキを公開していきます。



バトルスピリッツ


【優勝】 ジェローム@elements 君


【デッキ名】 ムマエー


枚数 : カード名
3 : ピジョンへディレス
3 : ストロゥ・パペット
2 : ミイラバード
3 : ブロンズメイデン
3 : シキツル
1 : 吸血令嬢エサルフリーダ
3 : 虚皇帝ネザード・バァラル
2 : 呪の覇王カオティック・セイメイ


2 : 骸戦車ゲパルバート
3 : 騎士王蛇ペンドラゴン


2 : 六分儀天文台
3 : 旅団の摩天楼


2 : 双光気弾
3 : デッドリィバランス
3 : 妖華吸血爪
2 : 打神鞭



今の環境を考えて採用したと思われるカードが目立ちますね。
考え方によっては・・・・恨みに満ちています(違


ピジョンへディレス”“ストロゥ・パペット”は“ウィッグバインド”対策とデッキの軽量化。そして後から述べますが採用したネクサスとの相性が素晴らしいです。
また「召喚時効果1ドロー」のカードは紫スピリットには数多くありますが、採用された“ブロンズメイデン”と“シキツル”もネクサスとの相性を考えておられます。


このデッキは“虚皇帝ネザード・バァラル”が軸ではありますが、単純に【不死】ではなく、ネクサスでその攻撃幅を広げるところが「いぶし銀」と言う印象を受けます。
う〜〜〜〜ん・・・・・実に面白い。


“ミイラバード”は“冥土の魔女ヘレン”の採用率の高さと、まるで「親の敵」のように敵意を剥き出しにしている「ループ系デッキ」への対策でしょうね。


ブレイヴの2種は現状の「紫デッキ」では旬と思えます。
指定アタック後の“龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード”を狩れる“骸戦車ゲパルバート”と、召喚直後の“ワルキューレ・ミスト”“宝瓶神機アクア・エリシオン”“機獣要塞ナウマンガルド”を狩れる“騎士王蛇ペンドラゴン”は、バースト時代に輝き続ける優秀なブレイヴと言ったところですね。


さぁ。で、今回の目玉は2種のネクサスでしょうね。
“六分儀天文台”は一瞬最近のカードかと思いましたが『星座編 第一弾:八星龍降臨』のカード。
よくこのカードの存在に気が付いたと言わんばかりです。
LV1・LV2効果でトラッシュから「効果の記述を持たないスピリット」を自分のエンドステップに手札に戻します。これだけなら事実上“ピジョンへディレス”“ストロゥ・パペット”が何度も使えるだけなのですが、LV2効果を絡めると「系統:魔影」である“ストロゥ・パペット”や“シキツル”が召喚された時に相手のスピリット1体の上のコアを1個だけにします。言わずともおわかりでしょうが“虚皇帝ネザード・バァラル”との相性が抜群ですね。
また「ネクサスの効果」になりますから、あのウザいスピリットである“ワルキューレ・ミスト”のレベルを下げる事もできます。


また“旅団の摩天楼”は「配置時1ドロー」の効果にて無駄も少なく、またLV2効果で「系統:無魔」のアタック時に「ネクサスによる効果の1コアシュート」を発動させます。この「ネクサスによる効果」である部分が重要で、あのウザいスピリットの代表格である“ワルキューレ・ミスト”を破壊する事も可能です。
召喚で役目を終えた“ミイラバード”や“ブロンズメイデン”にもう一仕事してもらおうと言うわけですね。


マジックも“虚皇帝ネザード・バァラル”の効果を軸にした編成ですね。コストを11にしてしまわないように「バースト」主体です。


見れば見るほど“ジェローム@elements 君”らしい「いぶし銀」なデッキです。


密かにデッキ名の意味がわかったのはこの記事を書き終える直前であったと、どうでもいい話を付け加えて解説を閉じます。


いつぞやの“?@elements 君”の“虚皇帝ネザード・バァラル”の使い方にも驚きましたが、一言で「バァラルデッキ」と言ってもいろんなパターンがあって面白いですね。