ルール再確認「ブレイヴ」

以前も記事にした内容ですが、若干まだ浸透しきっていないので『ブレイヴ』に関するルールをおさらいしたいと思います。

新カード発売直前のタイミングではありますが、先攻公開されたものだけでも既に12枚のブレイヴカードの追加が確定しています。

一旦整理しておく必要もあると思えたので、再度記事にしてみたいと思います。


1.ブレイヴの召喚時


『公式Q&Aから』


>>Q.3 ブレイヴをスピリット状態で召喚した場合、『このブレイヴの召喚時』効果は発揮されるの?
>>A.3 はい、発揮します。
>>Q.4 ブレイヴを直接スピリットに合体させて召喚したとき、『このブレイヴの召喚時』効果は発揮されるの?
>>A.4 はい、発揮します。


この件から『このブレイヴの召喚時』の効果は、「スピリット状態」「スピリットに合体」に関係なくブレイヴを召喚した時に発動することが読み取れます。


>>Q.5 ブレイヴをスピリット状態で召喚した場合、『このブレイヴの召喚時』効果は【装甲】の効果で無効になる?
>>A.5 いいえ、無効になりません。『このブレイヴの召喚時』効果は、召喚されたブレイヴがスピリットとして扱われるようになる前に発揮します。
>>Q.6 ブレイヴを直接スピリットに合体させて召喚したとき、『このブレイヴの召喚時』効果は【装甲】の効果で無効になる?
>>A.6 いいえ、無効になりません。『このブレイヴの召喚時』効果は、召喚されたブレイヴが合体スピリットとして扱われるようになる前に発揮します。


そしてこの2点から『このブレイヴの召喚時』の効果は「スピリットとして扱われる前」すなわち「スピリットと明確に区分されたブレイヴとして召喚されている」事も読み取れます。


【装甲】と言う効果は「スピリット/ネクサス/マジックの効果」に限定されており、ブレイヴとしての効果である『このブレイヴの召喚時』の効果は防ぐことが出来ないのです。


また、『このブレイヴの召喚時』の効果が「スピリットと明確に区分されたブレイヴとして召喚されている」ため、古代闘技場(LV2)の効果で無効化することもできません。

『古代闘技場Q&Aから』
>>Q.4 『このブレイヴの召喚時』の効果を、このネクサスのLv2効果で無効にできる?
>>A.4 いいえ、できません。Lv2効果で発揮されなくなるのは、『このスピリットの召喚時』の効果だけです。


ブレイヴはあくまでブレイヴとして召喚されます。その後「合体スピリット」か「スピリット化」し、その後はスピリットとして扱われます。
ですから「系統:異合」を持つブレイヴ“牙皇ケルベロード”を召喚し「系統:異合」のスピリット化しても、異合を持つスピリットが召喚されたと見なされず“海底に眠りし古代都市”の効果を受けることはできません。

“海底に眠りし古代都市”
Lv1・Lv2『自分のメインステップ』
系統:「異合」を持つ自分のスピリットが召喚されたとき、ボイドからコア1個を自分のリザーブに置く。


ブレイヴの召喚は完全にスピリットの召喚と区分されたモノである事を再度ご確認ください。


2.スピリット化(合体スピリット)後


ブレイヴは召喚後、スピリット化もしくは合体スピリットになり、それ以後スピリットとして扱われます。
よってそれ以後発生する効果はすべて「スピリット効果」となります。

時々ブレイヴカードの『このスピリットの合体アタック時』の効果を「ブレイヴの効果でスピリット効果を防ぐ【装甲】では防げない」と主張する方もおられるとお聞きしますが、その解釈は間違いです。
ブレイヴカードの『このスピリットの合体アタック時』も、スピリットとして扱われている時の効果ですのでその色の【装甲】で防ぐことができます。


また、シンボルが無いブレイヴが合体している時に「シンボル無しのブレイヴとの合体だから【装甲】の対象外」と主張する方もおられると聞いております。それも間違いです。
『属性』とシンボルの有無は関係がありません。
『属性』はカードの縁の色で表されています。

具体例をあげれば“鎧殻竜グラウン・ギラス”は『赤属性』ですし“アーチ・アームズ”は『青属性』です。
“アーチ・アームズ”と“聖皇ジークフリーデン”が合体しているなら、その合体スピリットは『赤白青属性』となり、『アタック時効果』の「BP7000以下の相手のスピリット2体を破壊する。」は【装甲:赤・白・青】のどれかを持つスピリットを対象にとる事はできません。



3.合体スピリットがアタック中にフラッシュでフィールドからいなくなった時。


フィールド上(スピリット上またはリザーブ)のコアを自由に使い、コアを乗せる事でブレイヴをフィールドに残す事ができます。
アタック中であれば、そのアタックは継続します。

その際インビジブルクローク”等のスピリットにかかった効果は消滅します。
また“ダンスマカブル”等でコアがトラッシュに送られ、フィールド上にコアがまったく無い時はスピリットとして残す事はできません
“ドリームリボン”でスピリットが手札に戻った場合、ブレイヴも手札に戻すか、ブレイヴをスピリット化してフィールドに残すかは、そのブレイヴの所持プレイヤーが決めます。
“ドリームチェスト”でスピリットがデッキの上に戻る場合は、ブレイヴもデッキに戻すか、ブレイヴをスピリット化してフィールドに残すかを、そのブレイヴの所持プレイヤーが決め、もしブレイヴもデッキに戻すのであれば“ドリームチェスト”の使用者がその順番を決めてデッキの上に戻します。
“海底に眠りし古代都市”がLV2で配置され、合体元のスピリットがいなくなり“牙皇ケルベロード”がフィールドに残った場合、“牙皇ケルベロード”の系統が異合であるため、ネクサスの効果でシンボルが2つになります。



かなり書き殴りましたがお分かりでしょうか?

いつでも説明及びルールナビに確認しますので、お気軽にコメントしてください。


明日は「効果の同時処理」についておさらいします。