ジャノメ・シールダー

ネットでは今週の初めよりフライング情報が飛び交っておりましたが、本日市内の書店に『Vジャンプ』が並びました。


来月発売の『第十一弾:灼熱の太陽』の新カード情報も載っています。

そして雑誌の付録に『第十一弾:灼熱の太陽』のカードがついています!!!


現時点でバンダイ公式より使用制限等の告知が無いので、過去の“銀装合体シールド・ドラゴン”の時と同じく、明日のショップバトルからも使用可能という事になります。


よって緊急事態!!
早速ですが付録“ジャノメ・シールダー”を公開すると共に考察していきたいと思います。


“ジャノメ・シールダー”
ブレイヴ
コスト3(軽減:2)/白/機獣<1>Lv1 3000 <0>合体+3000
Lv1『このブレイヴの召喚時』
疲労状態の相手のスピリット1体を指定する。指定したスピリットは、次の『相手のリフレッシュステップ』で回復できない。
合体条件:コスト3以上
【合体時】
このスピリットは、相手のブレイヴの効果を受けない。
シンボル:なし



『第十一弾:灼熱の太陽』の記事を『ケロケロA』で見た時から気になってたんですよね〜

怪しげなキーワードが2つありましたから。



1つは「各属性が生まれ変わる!?」


この意味は『Vジャンプ』の記事を読んだ今でもわかりません。
(ダークヴルム・ノヴァが少し気になりましたが、まさか“ダーク化”を指すわけでは無いでしょう。)


そしてもう1つが「キーワードは対ブレイヴ!!」


9月の『太陽の合体ドラゴン』で導入され、今まで「やりたい放題」に暴れまわった「ブレイヴ」の対抗手段が導入されると言う意味でしょう。


今回『Vジャンプ』の付録である“ジャノメ・シールダー”は、まさしくそんなカードです。


では詳しく見ていきます。


過去の記事にも書きましたが私はブレイヴを見る時に、その順番は「1.シンボル」「2.合体条件」「3.効果全般」「4.コスト&軽減」「5.BP加算値」です。

今回もそれに基づいて見ていきます。



「1.シンボル」

無いですね。
それだけで過小評価です。
ですがシンボルの無いブレイヴは効果が強いと言うのがココまでの流れ・・・・・



「2.合体条件」

コスト3以上は素晴らしい!!!
ココまでの流れは現在暴れまわっているブレイヴ“砲凰竜フェニック・キャノン”や“騎士王蛇ペンドラゴン”と同じです。



「3.効果全般」

Lv1『このブレイヴの召喚時』効果は相手の次ターンのアタックを防ぎます。
“牙皇ケルベロード”が合体した“北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン”等に使うと・・・・・と思いましたがダメ・・・・・
合体可能な回復状態のスピリットがいるなら“牙皇ケルベロード”をそちらに移すことで、合体元の状態にブレイヴが依存する以上“牙皇ケルベロード”は回復します。
この効果は相手の状況に左右されます。あまり期待できるモノでは無い。
“凶龍爆神ガンディノス”ら【強襲】スピリットも基本的に回復状態ですから無理。
“月光龍ストライク・ジークヴルム”ら『相手のリフレッシュステップ』以外で回復するスピリットも、その効果による回復は防げません。
まぁあえて美味しい局面を考えると、強烈な効果を持つ“超神星龍ジークヴルム・ノヴァ”や“巨蟹武神キャンサード”を1ターンだけ封じるぐらいです。


しかし問題は【合体時】効果・・・・・
相手のブレイヴの効果を受けないと言う、ピンポイントな【装甲】に似た効果を得ます。
これによって今一番警戒しなければならない“騎士王蛇ペンドラゴン”による除去を防ぎます。
また“鎧馬アルファズル”の効果も受けません。ついに今まで対抗策の無かった“鎧馬アルファズル”への耐性を持つことが可能となりました。


ただし勘違いしてもらっては困るのが“ジャノメ・シールダー”の効果で防げるのは「ブレイヴの効果」のみ。
ブレイヴが合体スピリットとなった時に発揮される【合体時】『このスピリットのアタック時』の効果は、あくまで「スピリット効果」なので“ジャノメ・シールダー”の効果だけでは防げません。


例えば“ジャノメ・シールダー”が“ノーザンベアード”と合体しコアが2個乗せてあるとして、そこに“騎士王蛇ペンドラゴン”が召喚されても効果は受けませんが、“砲凰竜フェニック・キャノン”の【合体時】『このスピリットのアタック時』の効果で【激突】を持ったスピリットがアタックしてきた場合は【激突】の対象に含まれます。
誤解しないようにお気をつけください。


なお・・・お勧めの合体対象は“一角魚モノケロック”
基本的に“一角魚モノケロック”+“ジャノメ・シールダー”を紫デッキは突破できません。
また更に“鏡の回廊”が出てしまうとネクサスを破壊しない限り、青・白デッキでも突破は困難になります。


ただ・・・・それ以外のデッキ・・・・
例えば「木星北斗」を相手にした時にどう?って言われると、BP9000の壁はいとも簡単に突破されると言う・・・・・



「4.コスト&軽減」

コスト面は軽減無しでも3コスト、最少1コストなのでブレイヴとしては十分すぎる軽さです。



「5.BP加算値」

+3000は少なめですが、先ほど述べた効果を考えればコレぐらいが適正値でしょう。




と言うわけで・・・・・このカードの評価としては現時点では55点ぐらいでしょうか?
“一角魚モノケロック”+“砲凰竜フェニック・キャノン”や“騎士王蛇ペンドラゴン”に追加される7枚目としては面白いかと思います。


ただ「ブレイヴ対策カードを入れる」と言う発想は今の環境を考えれば悪くないのですが、ある程度の「ブレイヴ対策」はプレイングで可能なので、そう考えるなら高い評価では無くなります。デッキには入りません。
こう書いちゃうとホントは40点台になりますね。
でも55点に引き上げた要因を言うと、今後も「ブレイヴ」の時代が続く事が予想できるので、多種多彩なブレイヴの効果を封じてくれる能力は決して侮れないと考えたからです。


個人的には「面白いカード」だと思いますよ。

早速明日使ってみようかな????(思案中)