化ける

「化ける」と言う単語を国語辞典で調べると


ば・ける【化ける】

1 本来の姿・形を変えて別のものになる。「狐が人間に―・ける」「―・けて出る」
2 素性を隠して別人のように見せる。「従業員に―・けてもぐり込む」
3 全く異なったものに変わる。「本代が酒に―・ける」
4 あるものが思いがけない変化を遂げる。俳優や相撲取りが突然うまくなったり、価格などが大きく変動したりする。「襲名して―・けたようだ」「株価が―・ける」


カードバトルにおいて、今まで用いられることの無かったカードが、あるカードの出現によって評価を変えることがあります。

上記の「4」の意味になりますね。


「ブレイヴ」の出現で評価が変わったカードもあれば、「マジック」や「スピリット」が新たなコンボパーツとして機能する事も多々あります。


今日、私は娘の新入学の買い物等で少し忙しかったのですが、空き時間でデッキを作ってみました。


ちょっと使ってみて、「化け」を感じたのは“堕天神龍ヴィーナ・ルシファー”



“堕天神龍ヴィーナ・ルシファー”


スピリット
コスト6(軽減:黄5)/黄/神星・導魔<1>Lv1 4000 <2>Lv2 7000 <5>Lv3 10000
手札にあるこのスピリットカードは、自分のフィールドのシンボルに加え、自分のトラッシュにあるカードのシンボルでも召還コストを軽減できる。
【合体時】Lv3:フラッシュ『このスピリットのアタック時』
自分の手札にあるスピリットカード1枚を破棄することで、自分のデッキの上から、マジックが出るまで破棄し、そのマジックカードのフラッシュ効果を、コストを支払わずに即時に発揮する。
シンボル:黄


この【合体時】Lv3効果ですが、かなり運まかせである事と、この効果を活かせるマジックが“ウィングブーツ”等の「貫通系」か“ホワイトポーション”等の「回復系」しか無かったために、使い勝手の良いものでは無く、限りなく「ネタ系」悪く言えば「お笑い系」のスピリットであったかと思います。

八星龍のXレアとしては少々物足りない感じでした。


しかし“ウィッグバインド”と言う強力な「一撃必殺」とも言えるマジックを得た今、黄色主体のデッキで“堕天神龍ヴィーナ・ルシファー”は面白い存在になりました。


正に「化ける」と言う表現が相応しいかと思います。


“ウィッグバインド”の発生率を高めるために、マジックを極力抑える必要はありますが決まれば面白いです。


新しいカードが出たら、以前のカードと睨めっこして見て下さい。
意外な所に面白いカードが眠っているかもしれません。