はまかぜCS9月大会 バトスピ4位デッキ

「陽昇ハジメデッキ バーストヒーローズ」の発売日が、いよいよ明日に迫っています。
発売後に公式Q&Aがアップされると思いますので、ルール関連の記事はそれを見てから書きたいと思っています。
おそらくは17日(土)の記事がルール関連になろうかと。


では、今日も『はまかぜカードバトルチャンピオンシップ 9月大会』での上位入賞者デッキを公開していきます。



バトルスピリッツ


【4位】 リョウ@elements 君


【デッキ名】 魔具プロキオン


枚数 : カード名
3 : 百面相のフラットフェイス
3 : 天使クレイオ
3 : キカザール
3 : ミノガメン
3 : 麒麟星獣リーン
3 : 星鳥クージャ
2 : 月華龍ストライクヴルム・プロキオン
2 : 導化姫トリックスター


3 : ハイドランディア


3 : 祝福されし大聖堂
3 : 血塗られた魔具
3 : 古の魔王城


2 : サイレントウォール
2 : エンジェルボイス
2 : ウィッグバインド



元々は私と“ユリユリ@elements さん”とのツイッターでの会話の中で出たデッキ。
そして前々回のショップバトルの後、フリーで私の「魔具プロキオン」と戦ったデッキ。


その結果・・・・両方のデッキの要素を組み込んだタイプとして、ご子息のリョウ君(7歳)が実戦投入してきました。


私のデッキと5枚の違いですので、私の感覚と言いますか、自分のデッキとして記事を続けますね。
蛇足かもしれませんが自分との5枚の違いも書いておきます。


OUT
3 : 百面相のフラットフェイス
1 : ハイドランディア
1 : 古の魔王城


in
3 : ミザール
1 : 月華龍ストライクヴルム・プロキオン
1 : サイレントウォール



既に“血塗られた魔具”+“月華龍ストライクヴルム・プロキオン”によるコンボは既にいろんなブログで紹介されています。


残りをどういう構成にするか?
攻守やコアブースト、ドローブーストに何を使うのが良いのか?
また天敵にあたるデッキへの対策は?


そんな感じでイロイロ考えている内にこうなりました。


基本的には“血塗られた魔具”が配置され、“祝福されし大聖堂”か“星鳥クージャ”、もしくは“天使クレイオ”“キカザール”がフィールドに出たならば、自分のスピリットを2コア以下の維持コアで故意にアタックさせてでもコアとドローを増やします。
あまり調子に乗りすぎて守りが薄くなっては、ただの自爆ですので適度なサジ加減を。


“月華龍ストライクヴルム・プロキオン”による無限アタック体制が整うまでは、ひたすらドローします。
ですから私のバージョンは“月華龍ストライクヴルム・プロキオン”を引かなければならないために3積み確定です。


そして“月華龍ストライクヴルム・プロキオン”が手札に入り“祝福されし大聖堂”か“星鳥クージャ”が揃ったら、“月華龍ストライクヴルム・プロキオン”に2コアを乗せてアタックします。


破壊と同時に手札とコアが増えるので“月華龍ストライクヴルム・プロキオン”は死にません。
アタックと同時に回復状態でフィールドに戻っているのでライフで受けられても止まりません。
ブロックし破壊しても、やっぱり破壊時効果で回復状態で戻るので止まりません。


と言うわけで、相手のマジック以外では止まりません。
でも“月華龍ストライクヴルム・プロキオン”を対象にしたマジックは“古の魔王城”で捻じ曲げましょう。
怖いのは“サイレントウォール”と“デルタバリア”そして“ブリザードウォール”ですね。


なお“ウィッグバインド”は一発KOを狙う意味よりも、むしろ相手の手札を使えなくする狙いの方が強いです。
“ウィッグバインド”を撃った上で無限アタック体制に入ると、ほぼ何もできません。
“ウィッグバインド”や“メロディアスハープ”を使われても“古の魔王城”ですから。


“エンジェルボイス”は相手に“月光神龍ルナテック・ストライクヴルム”のような高BP無限ブロックの壁が出てしまった時の為。
【装甲】も関係ないので、これで“獅機龍神ストライクヴルム・レオ”や“巨人勇者ペルセウス”をぶっ飛ばした時は快感です。
ただ・・・このデッキにLV3を持つスピリットが多いとも言い切れないのが悩みですが。



さて改良するならと言うか、悩んでいるのが現環境に「巨人港オライオン(キャッスル)」のようなデッキ破壊型が存在すること。
自分自身でもドローしまくるデッキなので一撃でデッキが飛ぶこともあります。
そのために“ミノガメン”なのですが、もっと対策するなら“キグナ・スワンMk-II”でしょうか?


また先ほども述べた無限アタックを“サイレントウォール”や“デルタバリア”で止められる事に対しては“リボル・アームズ”と言う選択肢もありますね。


バースト導入後も考えていますが“ウィッグバインド”による単純なフィニッシュは難しくなるでしょう。
“導化姫トリックスター”や“ハイドランディア”の召喚時に“甲竜封絶波”で“月華龍ストライクヴルム・プロキオン”をデッキボトムへ沈められた日には涙ものです。
バースト効果は“古の魔王城”で変更できないのも問題です。
“月華龍ストライクヴルム・プロキオン”や“麒麟星獣リーン”は「このスピリットの破壊時」の効果なので、バーストによる破壊であっても回復状態でフィールドに戻る事はできるので、現時点では“絶甲氷盾”が問題ですが、今後コアを外したり、相手を疲労させるバーストが出てきたなら、また対策が必要になるかもしれません。



しっかし一番の問題はアレかなぁ?


「アタックします。死にます。」
「アタックします。死にます。」
「アタックします。死にます。」


こればっかり続くし、まぁ生理的に嫌がられることもある『ソリティア』なタイプゆえの「空気」かなぁ?


でも今回の大会でもわかるように「7歳」の子供が使ってますからね。
“リョウ@elements 君”は、このデッキを良く理解できたと思います。凄いよ!!!


最後に、いつもは頂戴したレシピに関しては使用者や作者への敬意と読み取りミスを防ぐ意味で、デッキを深く掘り過ぎない解説をしておりますが、今回は自分のデッキに近すぎたので、かなり掘り下げてしまいました。
使用者の“リョウ@elements 君”と作者の“ユリユリ@elements さん”には行き過ぎた点があったかもしれません。お詫び申し上げます。


最後にもう一言だけ。


“リョウ@elements 君”凄かったよ!!!