ショップバトルにおけるそれぞれの役割

当地で【ヴァンガード】のショップバトルが始まるかもしれないと言う現状を受けて、昨日からの記事を続けます。


ファンからの「情熱」が受け入れられ、ショップバトルの開催が決まったとします。
そしてショップバトルが始まるわけですが、ココでファンの成すべき事があると私は考えています。


そもそもショップバトル(カードバトル)には3つの力があり、それぞれに違う役割を担っています。


1つは『メーカー』
1つは『ショップ』
そして最後に『ファン』だと私は考えています。


『メーカー』の役割は全ての公式・公認企画の立案です。
そして『ショップ』はその申請と会場設営になります。


この2者は、その背景に「販売促進」と言う目標があります。
ショップには「顧客サービス」と言う一面もありますが、いずれにせよ販売促進に繋がらない場合は、全ての企画がボツになる危険性もあるわけです。


たとえショップバトルの開催が決まっても、参加者が5・6人とかなら「開催する意味が無い」と判断され、打ち切りになるかもしれないのです。
『メーカー』も『ショップ』も公認大会の参加人数は常にチェックしていますからね。


そして『ファン』としては、願わくば大会が打ち切りになって欲しくは無いもの。
『ファン』にしかでない大切な役割として、まずは「参加者を集めること」なのです。


例えば【ヴァンガード】の大会の開催を目指す今のタイミングでは、いかに【ヴァンガード】のファンを増やすか。
またそのプレイヤーをショップバトルの参加者として引き込めるか。


先日ツイッターで“グレ 君”から「今のうちにヴァンガードを布教しておかないと」との言葉を戴きましたが、それは大正解です。
イキナリ大人数で始める必要はありませんが、少しずつでも増えていく、また参加者がリピーターになる環境になるなら打ち切りになる心配は無いでしょう。



まだあります。


ココからは開催日当日からの『ファン』にしか出来ないことです。


多くの『ショップ』は公認大会の申請と会場設営までは行えますが、バトルのルールまでは知らないケースが多いです。
せいぜいトーナメント表の作成までが関の山です。
すなわちバトルの運営は『ファン』の力による部分が多いのが現状になります。


新しくショップバトルが始まる場合、今まで友達同士でしかバトル経験の無い子供達が、誤ったルール解釈で公認大会に参加してくる事が多々あります。
特に【ヴァンガード】の場合は「デッキ枚数」だけでなく「トリガーの枚数」等も細かく決められています。
雑誌の付録のカードも一部は公認大会での使用を禁止されているとも聞きます。
『ショップ』にこれらのルールを事前に教え、正式なルールで運営する力が無い場合は、私はその役割は『ファン』がすべきと考えています。


私が【バトルスピリッツ】でルールにうるさいのは、正式なルールで公認大会が開催されてこそ、プレイヤーの公平性が保たれると考えているからです。


ヴァンガード】のショップバトルが開催されたなら、その時は『ファン』の皆様には信頼できる方に「ジャッジ」をお願いしていただきたいと思います。
もちろん「ジャッジ」をしながら「プレイヤー参加」するのもOKです。
ルール上のトラブルが発生した時に、それを解決する役割は「ショップバトル」に不可欠と私は考えています。



私が思う『ファン』の役割は、上記2つです。



そして、もう1つだけ。。。。


コレは「役割」ではなく「お願い」の部分なのですが、よくこういう席でプレイヤー同士がカードを「トレード」をする機会があります。
それを全て監視するのは不可能なのですが、願わくば「不平等なトレード」と感じたなら助言をお願いしたい。


私も【バトルスピリッツ】のショップバトルで、時々とんでもないトレードを目にすることがあります。
その場合はハッキリ「それは割が合わんよ」と言います。


またクレクレ君に対しても「ペンドラゴンちょうだい」とか言われたら「今なら2500円ぐらいかな」と、価値観を叩きつけたりもします。


健全なショップバトルの環境を守るためにも「シャークトレード」や「クレクレ」は排除していかなければならないと考えます。
そしてその役割を『ファン』が担っても良いのではないかとも考えています。



これらは「安心して遊べるショップバトル」を運営するためのコツと、私は思っています。



1つは「参加者を集めること」
1つは「ジャッジ」


そして願わくば「シャークトレード」や「クレクレ」の排除



私はそれぞれ役割の違う三者
『メーカー』と『ショップ』と『ファン』がお互いに力を合わせた時に、そこには「素晴らしく楽しい、安心して遊べる企画」が生まれると思っています。