ご質問ありがとうございます。

ココ最近「大型非公認大会 アワーズ天槍賞」の事が気になって仕方ないです。


何よりも参加者全員が楽しく、また有意義な時間を過ごして欲しいと願っています。
もちろん私はスタッフとして力を尽くしたいと考えています。


会場では受付後にデッキリスト」を記入していただきますが、その際にも「正式名称」を書くようにお気をつけください。
たしか先日の「極甲王戦」で「北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン」の色が無記入と言うケースがありましたので。



さて・・・・こんな時になんですが、昨日の記事にルールに関する質問があり、なるほど現時点でも誤解されている方が多いんだなぁ。。。と感じましたので記事にします。



昨日の侍様からの質問より抜粋


相手フィールドにスピリットが一体存在し、此方の場にはLv3の龍の覇王ジーク・ヤマト・フリードが居ます、自分のアタックステップ時、ヤマトで相手スピリットに指定アタックし、その後指定したスピリットをヤマトの効果で破壊した場合指定アタックしたスピリットが存在しなくなりますが相手はヤマトのアタックをライフで受ける事が出来るのでしょうか?それともそこでヤマトの指定アタックが不発になり、バトルが終了するのでしょうか?



この「指定アタック」についての誤解が多いんですわ。


でも私的には「無理は無いなぁ・・・・」とも思っています。


と言うのも【バースト】や【ブレイヴ】と言うモノがルールに追加された事で、変わったと言われても仕方ないですから。


以前は・・・・と言うより初期はルールナビも「指定アタック」については「アタックされた時点でブロック前のフラッシュタイミングを飛ばし、即座にブロック宣言に移行します。」と回答をしていたと記憶しています。


しかし【ブレイヴ】の追加等により「アタック時効果」の同時タイミングに「指定アタック」と「除去」が同時に発生するケースが起きました。当然ターンプレイヤーが順序を決め、順次に解決していくのですが、質問にあったケースのように「指定アタック」の対象になったスピリットが「ブロック宣言」前に「除去」されてしまうケースが出てきました。


さぁ・・・・私が知るかぎりでは公式ルールの「同じタイミングで2体以上破壊する効果について」がアップされ、アタック時効果の解決の手順が変更された時期ぐらいだったかなぁ・・・・
その辺りで破壊されたスピリットがトラッシュに送られるタイミングが変わったんですよね。


現行ルールでは、例えば「ヤマトのLv3・Lv4効果の除去でスピリットAを除去」「指定アタック」の順で処理をするなら「指定アタック」のタイミングではすでにスピリットAはトラッシュにいます。



さて、では質問の答えですが、ずばりこの場合は「指定アタック」は処理されません。と言いますか、処理しようにも「ブロック宣言」のタイミングにそのスピリットが除去されていますから。


また相手は他のスピリットでブロックする事も可能ですし、ライフで受けてもかまいません。
それどころか「指定アタック」が処理されないのでブロック前のフラッシュタイミングも存在します。



確かに先に「指定アタック」を処理した事には違いはありません。
しかし現行ルールでは「指定アタック」は「指定されたスピリットは、アタックした時に発生するすべての効果と発動した【バースト】の解決を終えてから、ブロック前のフラッシュタイミングを飛ばし、ブロック宣言に移行します。」


先のケースのようにアタック時効果で指定されたスピリットが除去された場合は通常のアタックになります。
また“刀の覇王ムサシード・アシュライガー”のバースト召喚の際に、指定されたスピリットのコアを全部“刀の覇王ムサシード・アシュライガー”の上に置いて除去する事で「指定アタック」を不成立とし、通常のアタックに変え、そのまま“刀の覇王ムサシード・アシュライガー”でブロックして討ち取ると言う事も可能です。



以上を昨日の質問の答えとさせていただきます。
ご質問ありがとうございました。